デスノート
2017年版のをwowowで放送していたのをみました。
マンガ「デスノート」の舞台版
話の展開とかが急だなっておもったりしたのは、映像で編集されているからなのかな?
内容知ってる人向け?ってかんじしました。
これだとネムが自分を犠牲にするほどミサに入れ込む理由も見つからないし。
Lが月をキラだとおもった経緯もいまいちわからん。
突然なあなたの息子がキラだとかいいだすから。
内容知ってるうえでみれば、わかるから問題ないけど。
月は頭がよくて正義感がつよかったばかりにばかだったんだなー。
救いようはないけど、わたしは月派。
Lがタイラーさんを身代わり?にして試したのが分かれ道だったかもなー。
あの時初めて犯罪者じゃない人(死刑囚だけど月はそうとはしらなかったわけなので)をころしてしまったわけで
お父さんも一線越えたなっていってたし。
あれでキラは完全に自他共に人殺しになったのではなかろーか?
月はダブルキャストでしたが、どっちの月もすきだな!
一線越えたと父ちゃんに言われたあとあたりから浦井月の表情がちょいちょいいっちゃってたなー。必死感があった。
柿澤月はまだ冷静さというか、迷いがありそうにみえた。
なによりデスノートは曲がいいな!曲おきにいり!
どの曲も良い。
グレートコメット
グレートコメット
2019.1.20 13:00
コメットシートで観劇。
ステージの中に作られた奈落に席があるというやつ。
しかも、そこに席がズラーっとあるわけでもなく、まばらにテーブルに椅子。そしてワインや飲み物振る舞われちゃう席。
ステージ上を歩いて席までいくので、遅刻したら入れない席。
トイレに立つのはなんとかできるらしいが出たら戻ってはこれない席。
役者さんが降りてきて中を徘徊する席。
私はステージ沿いの席で、ほんと目の前がステージなので役者さんが走れば風が吹く位置。
テーブルに頬杖ついてみようもんなら顔を蹴られるくらいの距離。すごかった!
ステージの上を歩いて席につくのだけど、
ステージの幅がわりとせまいんだなー。とか、
すこし八百屋ってるんだなー、ぐるぐる走り回って地味に体幹にキそうだなーとか、
踊ってたときすごいしなってなので結構足に優しいつくりなのかなーとか、
おもいました。
たのしかった!!
全文歌のみなので、歌詞が聞き取れないとアウトなうえに、そこかしこで役者さんがこまごまやってるからあっちこっちみてると本筋見逃す(聞き逃す)ってことで、ネタバレ拒否派の私が予習をしました。
あらすじを調べ、歌詞が耳に入りやすいようにブロードウェイ版の曲を聞き。
結果、やってて正解。でした。
聞き取れないとこわりとあったし。でも日本語で聞き取れたことにより、これってこーゆー場面の歌だったのかー。とかわかってよかった。
話の内容はそんなにボリュームないと思うし、なんとゆうか好きなストーリーかと言われると正直そうでもない。(私はハッピーエンドがすき)
でも、内容はまあいいかなっておもうくらい曲が良い。と私はおもいました。いろんな曲があって飽きない。
ステージも劇場自体もすごく雰囲気がよくて心地よい空間でした。
キラキラきれい✨でここだけ世界が違う空間。小林さんぽいのかなと。
ホールがまたいいんだよなー。シートの配置とかさ~。ここまた来たいなあ。
曲は「チャーミング」が好きだなって予習段階でおもってたんですが、やっぱりかっこいー♪あんな歌詞だったのかー。
バラガとかノリの良い曲も好き!
気が合わない、わかり合えないってのを不協和音で表現していた曲もあったりして、音楽だとこういう伝え方もあるのかーとおもいました。
言葉で言うよりわかりやすいというか伝わりやすい。
ミュージカル奥深い🤔
物語をたのしんだというよりは、雰囲気を楽しんだ感じでした。一部になったみたいでたのしかった。
楽しかったな!って感じの感想!
【音楽・作詞・劇作・脚本】デイブ・マロイ
【演出】小林香
【出演】井上芳雄 / 生田絵梨花 / 小西遼生 / 霧矢大夢 / 松原凜子 / 水田航生 / はいだしょうこ / 原田薫 / 武田真治 / 他
メタルマクベス disc1~3
メタマクは感想が難しい。
そーいえば、回る劇場だからディスク1,2,3だったんすかね?
前回の(まわらない)メタマクは劇場にみにいってませんでした。
確か日程が合わなくて断念した思い出。で,DVDでみたのかな。
正直な感想として,夫人(松さん)が素敵でよかったんですが,もともとシェイクスピアが苦手部類でストーリー(主人公夫妻)に救いがないところも好みではなくて,すごい良かったよね!あの作品!とはなってなかったもんで,今回のアラウンド3回戦も一応各1回行こう。と決めてチケットとりました。
結果からすれば,もっと見てもよかった。です。なんだろう。何度も見てストーリーに慣れたのかな。楽しむ見方ができたのかな。
d1,d2,d3みんな全然違う夫妻で,それがいちいち全部よかった。
相思相愛熟年夫婦もいいし,野心があって主導権にぎりたい系嫁がいる夫婦もいいし,ほんと一歩間違っちゃった系夫婦もいいし。
一度しか見ていないので記憶がもはやあいまいなんですけどもね(あ,結果d3のみ3回みました)
全部どっちかといえば前のほうでみれましたが,d3はライビュも見たことにより表情がすごいよくわかって没入できた感。
d3は鬼嫁だけど実際手にしたらほしいのはこれじゃなかった。こんなはずじゃなかった。みたいになって心が弱まっていく様と,そんな夫人をやさしく包んであげるランディの悲しそう(切なそう)な表情がもう最初の頃の二人の余裕も野心もあった顔とギャップありすぎてすげえとおもいました。
長澤さんも浦井くんも,表情がすごい変わりますね。浦井は表情が変わることでランディ←→マクベスになったりしてました。
2幕の1曲目の「夫人のため息」すっごいかっこよかった。あとランディさんは割と歌声がスロースーターターな感じだったんですよね。友達も私も同じく2幕のキャラメル歯の裏につけてのところから急に良くなった。と意見が合ったので,少なくとも私が観たときはそうだったとおもう。でも,先日のライビュでは最初から声がのってた。オッ!っておもいました。
歌でいうと,d2ランディ(松也さん)が歌うのってみたことなかったので,けっこう似合う!とおもいました。シャウトが多かった。そして面白い顔が一番面白かった。さすが!
d2夫妻は全体的にかわいい。櫻子ちゃんが絶対的に鬼可愛いのですが,夫婦ともにお似合いで。櫻子ちゃんの衣装がまたかわいかったなー。ネグリジェ!かわいいよネグリェ!
d1夫妻は歌が安定してうまいのはいわんともがな。濱めぐさんを生で拝見したのはじめてでしたが素敵。。。なんて素敵。私夫人ばかりみてる。
そしておかえりなさいさとしさん。でした。
「小さい人間が大きなことをするから」ってところをとると,一番心がもろくてでも強かった(夫人を支えるところが)ランディはd3かな。d1は「自業自得だよね,うんわかってる」感というか,どこか受け入れてる感があったきがする。d2は嫁が主導権を握っているイメージがおおきい。笑
うーん,記憶があいまいでd3ばかり印象にのこって比較?できん。d1もd2ももちろんd3ももっと見たい。メタマクもWOWOWさんやってくれるかな。お願いします。1年以上前の髑髏だってまだだしDVD出るのまだまだ先だもの~。
髑髏とはちがって基本的な演出は同じってことで
比較というか比べてこっちがいいあっちがいいとなるのかなとおもったんですが,逆にキャスト変わるだけでこんなにも変わるのねって感じで比べられないものになってました。
最後のほうで,私の殺意~私の失意をランディ夫妻で別な部屋で歌いますけど,あのシーン。夫人は寝室,ランディは地下室。でもセット的にはとなりのセット
で,間にある柱一本で区切られてるのでそれぞれがそれぞれの部屋で歌ってリンクしてるところがすごい好きです,かっこいい!!ステージが広く使えるステアラならではの使い方。そして「私の失意」が好き。「スコーピオンハート」もすき。「夫人のため息」もすき。
CDだしてください全バージョン。
そいえば浦井くんはじゅんさんにかわいがられていますね。エクスプローラーにガチビンタされたりめっさこちょこちょされるランディはd3だけでした笑。シャルルが見えました。
ライビュで結構きれいにビンタはいって驚いて「オーウ」って顔を見合わせるランディとエクスプローラーおもろかったす。
キャラメルのうたがメタルマクベスの歌だったとか新しい情報で、えーそうおもうとまたみかたが変わる~!とかおもいました。奥深い。
シェイクスピアはあいかわらず苦手ではあるんですが知りたくはなるんだよな~。
はまるとどこまでもはまると底なしっぽいから過去をつけよう。
メタルマクベス disc1
どう考えても見切れますっていう席には人を入れていなかったようでした。今回一律価格だしね。
あとステージに段差ができてわりとみやすかった。けどやっぱりまえのひとのあたまは邪魔で、端席のほうだったのもありちょうどセンターにいる人が見えないの刑。
メタマクの感想って難しいな。
あれだなー。一回しか観ない舞台は全体を観たい。とおもっているのに
特別好きな俳優さんがいるとそこに心をもっていっちゃうので不満なんですが<でも観ちゃうんだけど
全体を観たら観たで,ホントに全体を観てるからコレ!っていう深堀ったような感想がでてこない。
ワガママ~
ただ単に私が新感線の舞台をすごく深堀りしようとして観てないのかもしれないけど。
なんとなく新感線は五感で楽しむもの。みたいな思いのほうが強い。
さて、
私は見終わったあとに楽しい嬉しい優しい気持ちで劇場を出れる作品が好きなので
破滅だったり救いがナイのが多い気がするのでシェイクスピアに苦手意識があります。
と意味のない前置きをする。
えーと
魔女たちに王になる男と予言され、その魔女たちや嫁のたきつけにより王を殺して王になるけど、その罪に苛まれて狂っていく夫婦の話。かな。
そこに前世の記憶(になるのかな)である、メタルマクベスというバンドをやってた時代の話がリンクしてくる。みたいな。
そんなはなしです。
ちょいちょいネタがおもしろかった!
やっぱりBABYMETALネタやった(笑)
とにかく360度を存分に使ってる感。
バイクこんなに乗り回す舞台他にないだろうなあ。やっぱこの劇場すごいわ。
まえやったときと歌同じだから、ちょいちょい松さんの声がプレイバックしてきたときありましたが、松さんのちょいかわいめのランダムスター夫人とまたちがくて悪女感のつよい濱田さんのランダムスター夫人。どちらもすてき~(*´ω`*)サツイサツイサツイかっこいー!
歌の迫力すごかった。やっぱり生演奏は良いな!
この作品では私はランダムスター夫人が一番好き。
さとしさんお帰りなさいかっこいいです。
似合うわ。
松下ゆーやくんは美人。
ゆーやくんはデュラララのエンディング歌ってた人ってのが最初。
で、デュラのイベントで歌いに来てて、この人踊るんだ!?って思った印象。
そして黒執事の人。アルカード。ってかんじ。
ダンスのキレがいいですわ~。ちょいちょいヒュ~😘って言いたくなる感じの動きをするなア(*´ω`*)
出演者のなかで若いので、なんだかとても幼い王子に見えました。
声も高めに感じたんだけど歌がシャウト?するようなのだったからかな。
なんだかものすごい幼く見えるのは,一番最新のゆーやくんイメージがアルカードだからかもしれない。
とりあえず一番驚いたのはカーテンコールでした。
床がぐわーっと上がって,そこにスクリーンあるんですけど,そこにでたアンサンブルの方たちの名前。
・・・えっ,同じ名前。。。。じゃねえ本人!?!
姿を確認して思わず時が止まり拍手する手も止まりましたよ。あまりにびっくりして。
うそでしょ,え,うそでしょまじ?
とずっとつぶやいてました。興奮がMAX。
芸能界に戻ってきているのを知らなかったごめん!
いると思わずぜんぜん気にしてなかったけどたぶんゆーやくん踊ってるとき一緒に踊ってたよね!失敗したー!(>д<)
相変わらずアクロバット素敵です。<インスタをみた
Disc3にも出るようなので次は観る!
あ,美海ちゃんおめでとう。🙌
しかし,いつか屋良くんに出て欲しい(と私が勝手に思っている)新感線に
よねっぱなが先にでるなんて。。。不思議。。
話がそれた。
コレからのDisc2,3も話の内容は大幅には変えない感じなのかな。
今回のは前回のとほぼ同じだよね。言ってみれば基本メタマク。
髑髏城みたく全部違う感じにならないのかなー。どうかなー。
櫻子ちゃんはTheLoveBugsが最終イメージで
尾上さんは見たことがない。
ジャニーズの子もないし岡本さんは楽しみ。
てことでDisc2はなんだかどんな感じなのかイメージがつきません。尾上さんのランダムスター。。
あ,でも,あのどうかしてる感じの(笑)キレイは汚いただし俺以外のMVでは馴染んでたからなかなかなのかな。
Disc3は長澤さんは松さんよりなイメージもある。キレイだけどかわいい系。イカれちゃってからの夫人が似合いそう。
浦井さんは夫人に甘えるやつとか似合いそうだな~。やさしく強い男サム(byGHOST)からのランダムスター。楽しみ。
舞台の感想になってないな。。?まあいいか。
GHOST
8/15最後追記した。
いつもにましてまとまりがない。
えーと、一度しか観ないので全体的に話を楽しもうと思っていたのだけれど、結果してフツーにみて気持ちをいれるところじゃないところをみてしまったというか、この話のヒール役になるカールに心を寄せてみてしまいました。
という訳で、感想がおかしい。とおもう。
もともと恋愛モノがあまり刺さらないので、恋愛モノとしての見方をしなかった。ので、愛の深さとか絆みたいなものは感じなかった。
でも、目に見えないものを信じられること、信じることの奇跡というかなんというか、実際いなかったとしても居ると信じる心が大切なのかなと。
男女だけでなく、突然大事な人を失ったらどうなるか。
その相手が見えなくても近くにいると感じるだけでどんだけ心強いか。
それが感動というよりは、喜び。いや歓び?というかんじで感じられました。
セットがシンプルだけど豪華でキレイ。舞台いっぱいを動いてて、同じセットをつかってるのにCGとかでもなく光の力だけでエレベーターにも地下鉄にも見えるのがすごいなーとおもいました。
サムが死んじゃうところは、サム(浦井さん)をおっかけていたらいつの間にか精神と体が分離していて、あっ!いつのまに!と思った。うまい。
サムもウィリーもカールも死んだあとの精神の姿はやや白(青)っぽいライトになるだけだけど、ちゃんとわかる。
あとはー、悪いことしたウィリーとカールは死んだあと、闇に引きずり込まれるんですが、
黒い布を使うことで比喩ではなく闇に引きずり込まれるって描写がなんとなくよりリアルにみえました。
二人ともサムの前でつれていかれたけど 、ウィリーは地面を手でつかむようにつれてかれるところがこの世に未練があるけど引きずり込まれてってるって感じして
カールはサムに助けを求めて手を伸ばし続けたままつれていかれたので
カールは生よりもサムの許しを求めたのかなーとか。おもったりした。
オダメイさんである森クミさんはサイコーでした。
歌いだしたとき、体がゾワ~!となりました。
あ、霊媒助手?のふたりもとても歌うまくてよかった!
あとちょいちょい失敗だったりなんだりをネタにぶっこんできて面白かったです。
サム(浦井さん)は霊体になってからがよかったな。カールを家にいれちゃダメだ!とか、ウィリーがいるから部屋に戻ってきちゃだめだ!とかモリーにたたみかけるように訴え掛けるのとか(聞こえてないけど)
聞こえないからじたんだふんだりしててよかったし
オダメイとのやり取りとかかわいかった。
あとはもうカールしかみてないといってもいい。
なぜカールは大金が必要だったのかはわからんちんです。取引の相手が悪かったみたいだから、最終的にその人に金を入れるのが目的のようでしたけど。
というわけで、その取引相手?に金を渡すことが大金が必要って目的なら、それをすることによって何かを得られたのか、何かを許されたのか、金ではない目的があったのかな。とか考えてみました。
カールをただの悪者として観たくない私は。
てことで。
ウィリー(サム殺した犯人)にお前の情報全部漏れてんぞ!誰に話した!と怒鳴りこんでくるカールは、怒鳴り方が自然というか、まあ怒鳴るのに自然もなにもないんだけど、なんていうか声の荒げかたがわざとらしくない感じで、違和感を感じなかった。怒ってる演技っぽくないというか。
実際の身長だけではないんですけど、心の余裕度からみても、殺せとはいってないと言い寄ったり、サムの家の鍵返せっていったあとに床にぽいってされた鍵を目で追うときとか、それを拾うのとかとても小さく見えた。
一幕の最後にサム、モリー、カールがそれぞれの心を歌ってましたが、カールは違うんだこんなつもりじゃ。みたいな歌詞が多くて、つらそうに両手で額辺りに手を当てて悩んでる様とかが観ていて哀しいなとおもいました。
入金の時間が迫って、サムによる心霊現象に「ナンなんだよ!」とかビビりなからイライラしてるのとか、もうあとに引けなくなってモリーの家に乱入してくるところの口調のかわりようとか良かったなー。
頼むから邪魔しないでくれよ、アクセスコードだけあればそれでいいのに。なんでお前ら邪魔すんだよ。。。!ってな感じで額押さえたりする感じね。
なんでなんでなんでなんで。。。なんでうまくいかない!ってなってる感じ。
追い詰められちゃってイカれちゃったかな?それともうまく行かない自分への嘲りかな?というような笑い声のあとに、オダメイを見つけて「お前誰だ?」って一瞬真声(真顔で真声)で言うのとか。
あ、余談ですけどこのシーンのジャケットぬいでベスト姿の壮ちゃんがとてもステキでした。
ベストでうでまくり。サイコー。
結局死んだあともサムに違うんだと何度も言うし、闇に引きずり込まれる最後までサムに助けを求める弱さと、サムならこんな自分でも許して助けてくれるかもしれないと思ってるカールが憐れで哀しすぎる~😞でした。
そんなカールを助けようと手をのばすサムの気持ちも、
こいつも可哀想なやつだなという憐れみなのか、親友への哀れみなのか複雑。
この話、カールを中心に観ると、人って闇に落ちやすく、闇に落ちると戻ってこれず、さらに転げ落ちやすいもんだよねってのがよくわかる。
ちょい調子にのって悪いことして、失敗するとそれを隠そうとまた悪いことしちゃうみたいな。
最初のほうはサムとカールで毎日の仕事の大変さにエレベーターで憂さ晴らししてみたりして仲良さげだったのにね。
サムとモリーがイチャイチャしてるのもとても優しくみてたので、たぶんカールはサムもモリーも好きだったんだろーな。
で、サムの死語にモリーに近づくのはサムの好きだったモリーだけは護ろうとおもったのかな。意図せずだけどサム殺しちゃったから。
モリーを愛してるというよりは。
まあそうなると、わざとコーヒーこぼして服脱いだのところは悪意ありげなんだけど。
なにを書いてるのかわからなくなってきた。
考えなしにかいてるから。
とりあえず!
私にとって今回のGHOSTの主人公はカール(平間くん)。
何も考えないで本来の主人公寄りでみれば
カールにはこのストーリーにおけるバックボーンがないので
主人公のいい友達(同僚)だったのに裏切られてころされて恋人まで奪われそうになった相手
でしかないんですけど
そこを自分なりに作って芝居に挑むと言っていたので
こちらもそのつもりでカールが大金を必要とした理由なんかを自分なりにつくって観たりして。
その結果カールは「ただの悪人」にはならなかった。<私の中で
ただやってる行為は悪いことなので,悪は悪なんだけど。
悪だった人というよりは悪に堕ちちゃった人。悪に連れてかれちゃった人?
何か後ろめたいことをしちゃって,それがバレそうになってウソの上塗りをしてなんとかやりすごしたい。
って思ったこと,すごい小さいことだったとしてもありがちだとおもうんだよな。
私はある。
だからきっかけや後に引けないところも理解できなくはない。
まぁカールの場合後ろめたいことの規模がデカすぎるんだけど。
何の前情報もなく,平間くんの心づもりも知らず,昔見た映画のミュージカルだ。
という状態で観ていたらカールはただの悪人にみえたかな?どうだろう。
フツーにこの俳優が推しです!というわけではなく観た方は
どういう印象を受けたのかなー。
人は見方によっては善にも悪にもなりますねー。
(いやカールは悪だけど同情はできるって意味でね。)
そんなこんなでまとまらないまま終わりにする。
また再演してくれたらいいな。
命をあつかった作品として、こんどは東北でも。
[8/15追記]
友達に感想を話していてふとおもいましたが、
サムたちの部屋を出ていったあと、アパートの外から二人のいる部屋を見上げて名残惜しそうに後ろ歩きしたりしてたけど、あれってあの部屋に行くときだいたいそうだった
訪問するときも見てたけど、あの部屋から帰るときはいつも振り返ってた気がする。
部屋の中ではストーリーが進んでるからライトはあたってないのだけれど。
そうおもうと、カールがサムたちをそこまで好いている理由がまたわからなくなるなあ。
サムとカールは単なる仲のいい職場の同僚ってわけではなくて、学生の頃からの腐れ縁で
サムとモリーの出会いやサムがモリーに惚れて付き合うまでとか全部見守ってて、だから二人が付き合えてうれしいしこれからも見守りたいと思っていた。と考えれば納得いくかな(自分が)
サムのコードつかってたのもサムへの甘え(アクセスコード聞き取りやすかったのかもだけと、それだとカールに嫌な計画性がでて嫌なので考えない)
モリーに近づくのも、モリー好きだからってのもあるけど、自分だって予期せず親友を失ったわけなので自分もモリーに甘えたい、護られたい、慰められたい。
君と僕は同じだ。お互いになぐさめあおうと思っていたかもしれない。
同じじゃないんだけどね。
髑髏城の七人 season極 修羅天魔
とりあえず,舞台がでかい。
いや360度舞台なんででかいのはわかってるんですけど
今まで以上に1シーンでみせる舞台の幅(物理)が広くなってたような気がします。
そう見えるだけ?
なんか今回前のほうの席ばっかだったので
無界屋での梶原さんがよし子さんに追いかけまわされるシーンあたりとか
端から端まで目に収まらないよ!ひろ!!って思いました。
全体とおしてとにかく天海さんが素敵でかっこよすぎるという印象で
どうしても天海さんから目が離せなくなってしまって
あまりまわりを見えてないような気がします。
だって素敵過ぎるでしょ。
最初の名乗り口上?だけで泣けるし。
私が今までみた天海さん舞台(新感線だけですけど)でいっちばんかっこいい。
極楽太夫のお披露目では綺麗だし。
所作がいちいちかっこいいし,ちょいちょいスゴむしゃべり方もかっこいいし
ひたすらカッコイイ。。。。と語彙がなくなるかっこよさ。
捨之介と極楽太夫と蘭丸と蘭兵衛の役目を混ぜたような役でした。
銃使いなので殺陣はほぼしませんけども。
「殿は,信長公は,あの方は。。」というときに,全部同じ人のことだけど
呼び名で心の入れ具合もかわってて,だんだんと愛しい人を呼ぶ感じの声になってたとこが良かった。
しかしライビュでアップでみたけどすごいキレーなお顔でした。美しい。。
最後に極楽が客席と一緒に回って,舞台が走馬灯のように流れるシーンでもぐっときました。
芝居の話としてもだけど,これでこのセットをみるのもおわりなんだなというのもあったりして。
ただ,うしろでカンテツが極楽の飛ばした伝書鳩ポッポちゃんを焼いているトコだけ吹きましたケド。
そんなカンテツ(三宅さん)すごいです。
過去(特に花鳥風月か)贋鉄斉シーンってアドリブ多様なのに
カンテツはほぼ毎回同じなのに何回みてもアレだけ面白いて。アオドクロでも同じくカンテツを三宅さんがやってましたけど、ほぼ同じだったもんな,すごい。カンテツ。いや三宅さん。
カンテツである三宅さんは腕の筋肉が素敵です。てことで,アオのときも今回も袖が無い衣装でありがとう。俺得。
100人斬りのときはほぼ三宅さんしかみていません。
今回の100人斬りは全員参加なのでアオほど動いてないけどかっけかった。
兵庫は今までに比べると衣装がシンプルなのかなって感じですが
髪型とかもなんとなく忠馬(アオドクロ)っぽい?そーいやローラーついた靴もはいてたな。
カンテツもいるし,ちょいアオドクロが入ってる感じなのかな。
太夫お披露目のシーンで柱の影から太夫をずーーーーーーっとじーーーーーと見てるんですが
あれ,ライビュでアップで抜いてくれてありがとうございますww
観にいったとき太夫しかみてなかったんだけど,すごい顔で見てたんだなwww
夢三郎さんは
ドラマとかみないんで流星さんをTV等で拝見したことがほぼないのですけど
一声目,思ったより声が低いな!とおもいました。
背の高い太夫かっこよかったです。
意見はすれど父親の命には従順な夢さんは,父親にどんな思いを抱いてたのでしょう。
隠して生ませ育てられてきた夢さんですけど,とーちゃんはたまに会いにいったりして信頼築いてたんでしょうか?
ほっとかれて母親亡くなって,そのうち用有りになったからと会ったこともない父親に呼ばれてホイホイついてくとか
普通しないもんな。
なんか絶対的な忠義心なのか憧れなのかはたまた認められたいのかわかんないですけど。
父親に裏切られてもなお忠義を果たす(嫡男であること,夢虎であることに誇りもってる?)
そんな夢虎さんは外道ですけどかわいそうでした。ほんと外道ですけど。
あ,夢三郎さんがそれなりに長く居たんだろうに無界屋になんの情も抱いていなかったってことがちょっと寂しかったです。
心の奥で無界屋に未練を見せたりする蘭丸が好きだったからかな。
初期設定がちがうし夢三郎は蘭兵衛じゃないし夢虎は蘭丸じゃないので,一緒にしちゃいけないですけど。
清十郎さんは素敵でした。川原さん好きです。
あの格好似合いますね!最後の千両箱?抱えてくる姿がかわいい。なんだろうあのくまさん感。
もっとガッツリ殺陣をみたかったです。髑髏城での戦いは手負いだったので。
最初に修羅天魔を見ると皆思うとおもいますが,私も漏れなくおもいました。
髑髏城の七人なのに髑髏城に向かうのが6人しかいないと。
でてきたとき清十郎さぁ~ん!君が7人目か!っておもいました。
沙霧は髑髏城はいってからちょいちょい指示だしたりなんだりでリーダー感ありました。頭脳派ね。なるほど。
最初声が高くて聞き取りづらい?と思ったけどそうでもなかった。
しばらく霧丸みてたからかな。黄色い衣装かわいいね
歴代沙霧(霧丸)とちがってナマイキさがほぼない。素直な沙霧の印象です。
ま~かわいいわ。かわいい。やんちゃ感がある。かわいい。
無界屋もなんちゅーか,以前までは同じ里の女たちが集まってできた場所だったけど
今回はちがうのでそこにいる子達もみんなバラバラなところからあつまってきてるんだろうから
そもそも一体感がいい意味でないってかんじだったんで
沙霧も清十郎さんも狸穴さんも極楽も
違和感なくすぐ馴染んでた感あります。
天魔王は古田さんがやるとクールでかっこいい!信長の気風のいい感じもよかったな。
「髑髏城でまっている」とか,所々のキメセリフや心の声を言葉にしましたってな感じのセリフのとき,
相手に強く伝えたいセリフのときとかのちょっとドス効くしゃべり方がすごいスキ。
あと古田さんは殺陣がグイグイ押していくタイプ?威圧的に前にでながら斬っていくタイプ?
なので,刀交えた相手が思わず後ろに下がる。っていうのがスキです。
なんか斬られる気さらさら無いですって感じでグイグイ行くのカッコイイ。
殺陣というかまぁそういうシーンでは
家康さんの家来たちがスキです。
無界屋襲撃の際に家康さん守るためにでてきましたけど
あの方たちの戦い方が,飛んだりはねたりでかっこよかったです。
てっきへー役でもあると思うけど,家康さん側で戦ってるときがかっこよかった!!
いろいろいろいろと
このセリフ,この人がいうのか。とか
ここはこういうつながりになるのか。とか
最初はどうしても今までの髑髏城の七人を見ているので思うところはあったけど,
結果して面白かった。
この結末,これはこれでとてもスキです。
最後に「三途の川に~」の口上を口にするのが天海さんで本当によかった。
と思う
この口上での見栄が本当かっこよくて,何度見てもぐっとくる。
あと、これからが始まりっていってたのもよかった。
長く続いた髑髏城をコレで締めるとか
中島&いのうえコンビの舞台はほんと好きだなー。
7年後あるのかなー。
Indigo Tomato
あらすじは書かないでおく。とりあえず。
書こうとおもったら、どこも大事ではしょりたくなくて、すごい長くなったから。
数字が得意でその数字や音とかに色や質感を感じることのできる共感覚を持つサヴァン症候群のタカシと、彼を支える弟のマモル。そして兄弟をとりまく人たちのお話。です。
私は今まで見た芝居で一番泣いたのは「道化の瞳」といってましたが、これからは「IndigoTomato」もいれよう。
てことで、最初の一曲目から泣いてました。
最初どんな話かもわからないのに泣かせるってすごくない?歌詞と曲と歌い手の力!
でてくる人がみんないい人。
偏見を持った人とかでてきてもよさそうなのにいない。(あ,1人いるかな)
タカシのペースとみんなのペースは違うはずなのにそこに違和感がないくらい,まわりのみんながそれぞれの距離間でタカシに合わせて空気をつくってるんだなあとおもいました。
脚本はもちろん,音も言葉も光も声も全部がピカピカして暖かい感じでてキラキラしてた。
葛藤もあるけどハッピーエンドで、ただ感動しました!よかったよかった!でもなくて人の個性や人の心についての自分の考えとかをちょっと見返すきっかけができた感じです。
劇場から気持ちよく帰れる作品だったー。
目はショボショボなってたけど。
曲も全部がステキな曲なんですが、
最初の歌と
最後の歌と
生まれてからずっと居心地が悪いというタカシにあやさんが歌った、
まだみんな気づいてないだけだよ。自分を信じてそのままでいて!っていうような歌と
πの世界に連れてってくれる歌と(あ、歌の前の「ナイショだよ」が可愛かった *´-`)
兄弟の4と9の歌(この曲はどんなに我慢しても「弟が~」の辺りから涙がとめられない)
が特に好きかな。
ぜんぶの曲が、言葉がより理解しやすく耳に入ってくる曲になってる感じ。数字のときだけテンポちがかったりするとこあったり。タカシの頭のなかなのかな、とか。
音がキレイというか、いろんな色のゴムボールがぽんぽん弾んでるようなイメージというか。
悲しい曲は当然悲しいんですが、前向きな曲は聴いてると自然とニコニコしちゃうような。。
CDにしてほしいくらいです。
ステージは幾何学模様(てゆっていいのかな)の壁で,芝居の中でその壁にチョークで数字や図形を書き足していく感じ。
シンプルだけど分かりやすく視覚的にタカシの頭の中にちょっと入れた気がする。
マモル役のみぞたくさんは初見なのですが,
毎日の繰り返しにちょっとウンザリしてたりやりたいことを諦めざるを得ないやるせなさだったり母親に捨てられた悲しみや怒りだったり,心の中で沢山葛藤してるんたろうなあ。って子でした。
タカシに直接的な傷つく言葉を投げるのはマモルだけなんですが、それはマモルだからこそタカシの心にも響くんだろうな。
それでも絶対にタカシをあきらめない(見捨てない)マモルってすごいなと思いました。
前に進んだタカシを見て自分も自分の夢をかなえようと進み始めるところとか,やっぱりお兄さんがだいすきなんだなっていうのと,タカシがマモルに支えてもらってるように,マモルもタカシにいろんなことを学んでるんだな~とおもいました。
あやさん(安藤聖さん)は偏見を持たずにタカシたちに向き合ってくれる公園内ジュースやさん?の店員さんですが、ホント偏見ないっていうか垣根がなくて遠慮ない感じもぜんぜんイヤミにならないいいおねえちゃんみたいで。
明るいし笑顔がかわいいし,衣装もビタミンカラーだし,あやさん,好みです(笑)
深く立ち入らず,でもただ見守るってわけでもなくちょうど良い距離で干渉してくるあやさんは人付き合いがうまそうです。憧れ~。
あやさんの歌がすごく元気になれて笑顔になれて好きです。
産休してたようで,今後安藤さんの出るお芝居また見たいな!
剣さんと彩吹さんは脳外科医?,タカシたちの母親,通りすがりのニューハーフ,通りすがりの大阪弁のやり手女性,通りすがりの赤ちゃん連れたおばあさん(おばさん?)の5役。
大変そう。
それぞれがみんなタカシとマモルに影響を与える役でニューハーフのローズさんは人と違う,親の期待に沿えないこともある。でもそれでもコレが私なのよねっていう,きまずさと自分を認める強さを説いてくれた気がしますし,
おばあさんはタカシたちが母親にとても愛されていたことをやさしくおしえてくれたし。
おばあさんが一番影響大きかったのかなと思いました。おばあさんがいなければ,タカシは母親に言われた言葉を大事な言葉だと気づかなかったとおもうので。
そんでマモルにそれを伝えることもなったとおもうので。
剣さんも彩吹さんもとても素敵な歌声なのでファァーってなりました。おばあさんとローズの歌が良かった。
ユーゴはハーフでアメリカにも日本にもイマイチ自分の場所ってところがなくて居心地の悪い思いをしてあがいていた人,かな。
なので,なんとなく自信家でタカシを下に見ているように見えて,実は自分と共通する部分があるなと思ってる感じがあったりして。
自分の番組の視聴率のためでもあるかもだけど,そんな自分と似ている部分を持つタカシに殻を破るチャンスをくれたのかなとも思いました。
どこかの記事でギラギラしてますと書いてありましたけど,ホントギラギラしてた(笑)
タカシ役の平間くんはほんとすごい。円周率どこまで覚えたんでしょうか。(あ,パンフレットで数学が苦手。じゃなく算数が苦手。とかいてあったのカワイイなと思いました。笑)
難しい役だと思うんですが,いかにも演じてます的な感じじゃなくて自然にみえた。
自分のペースを替えるのがイヤで新しいものを求めてもいなかったけど,出会いをきっかけにいろんな人と触れ合って影響もらって自分を認めることができるようになって,タカシはもっと成長していくんだろうなあ。
タカシは基本的に人と話すとき相手の目を見ないようにみえたのだけど(人が話してるときにたまに覗きこんだりはしてたかな)、
通りすがりのおばあさんに,お母さんが残した「あなたは夢をみれる子」っていう言葉を、それは愛されてる人がもらえる贈り物だよと教えて貰ったときに、そのおばあさんの話(歌)に次第に心を向けて、おばさんの目をまっすぐ見る泣きそうな嬉しそうなでもすこし悲しそうななんともいえない表情が印象的でした。
あと,テレビの向こうにいるかもしれないお母さんに話しかけるトコ。弟を親のない子にしたのは自分だと責めるトコ。笑わないタカシが最後に笑うトコ。すべての表情やしぐさが目に残る。
最後の円周率披露のときに途中から踊りだしますけど,そのダンスがすきでした。自分の手を目で追うようなしぐさの振り。スキなんですよね~。なんていうんでしょうね,あーいうジャンルのダンスって。平間くんのイベントで踊ってたのも同じ系ですよね。だいぶ好きです。
ダンスなんだけど突然踊り出すことにあまり違和感を感じなかったな。
IndigoTomatoはそういう種類のトマトがあって
いろんな種類のトマトがあるように人にもいろいろいるんだよ。そして赤くないトマトだっておいしいように
自分と違う個性の人だっているし,違うのがまたいいんだよ。みたいな意味からのタイトルのようでして。
この流れだと帰りにトマトジュースでも!
とやりたいところだけれど,トマトが苦手でトマトジュースが飲めない自分が残念です。笑
観劇日:平成30年5月26,28日
【作*演出】小林香
【音楽】堀倉彰
【上演】2018年
【出演】平間壮一、溝口琢矢、大山真志、安藤聖、剣幸(Wキャス)、彩吹真央(Wキャス)