のんべんだらり

観に行ったのとか観たのを書く。

KEEP OUT!~勝手にアジトにしないでください~

コンビニに強盗しにいこうとしてる2人組が
ほぼ廃工場(アジト)で待ちあわせをしている。

時をほぼ同じくしてその
ほぼ廃工場に映画監督とADがロケハンしにきたり
サバゲーマニアがほぼ廃工場を舞台にサバゲーやりにきたり
廃墟が好き?な男子とその後輩の女子がきたり
浮浪者がいたり
仕事ができなくてこのほぼ廃工場でただただ荷物運びしてる作業員がいたりして

それぞれが違う人に誤解されて勘違いが勘違いを呼んで
それが積み重なって,

映画監督の即興脚本による登場人物たちの即興演技で
更なる誤解を生みつつも大筋の軸となるコンビニ強盗計画が進んでいく。

 

みたいな話です。


なんだろう。
文章読むと面白そうに感じない。
間違ってはないと思うんだけど私の語彙力。

いや,面白いんですヨ!
これ舞台も観にいってますがDVDもその場で予約して
結構何度も思い出しては観ています。

勘違いが勘違いを呼んで収拾つかなくなる系のお話スキです。
とひとつひとつほどかないと答えが出ない。
ぜんぜん違う意味で話してるのに話がお互い通じ合う
日本語ってすごいなっておもいます。


話の一番中心は強盗2(成さん)かな。
にぎやかしのようで最後にまとめるのは映画監督(佐野くん)
強盗1(石倉さん)がスキです。

おそらく成さんを舞台でみた初めての作品だったかと思います。
声もとおるからだとおもんですがしゃべりはっきりで聞き取りやすいし、さすがツッコミタイミングも絶妙だし、オモシロイ!ておもった。

やたら前の席だったんですが,前に座ってた男性が大きすぎてみるのが大変だった思い出がある。

 
シチュエーションコメディなのかな?
シチュエーションコメディの定義がよくわからないけれど
舞台が変わらない(ずっと廃倉庫のまま。定点カメラ的な)という意味でとるならばそれ。

こーゆー登場人物の話の会話の中だけで話が進んでいくってのいーなー。
壮大なのもスキだけど。
セットひとつなのもたのしーよね



【脚本】小峯裕之

【演出】西永貴文 (猫☆魂)

【出演】佐野瑞樹川本成・石倉良信/
     小野健斗・戸谷公人・増田裕生沢井美優
髙木俊・福沢重文・大村学・とっきー/
湯澤幸一郎(名古屋公演のみ出演)

【公演】2011年6月

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