のんべんだらり

観に行ったのとか観たのを書く。

メタルマクベス disc1~3

 

メタマクは感想が難しい。

そーいえば、回る劇場だからディスク1,2,3だったんすかね?

前回の(まわらない)メタマクは劇場にみにいってませんでした。
確か日程が合わなくて断念した思い出。で,DVDでみたのかな。

正直な感想として,夫人(松さん)が素敵でよかったんですが,もともとシェイクスピアが苦手部類でストーリー(主人公夫妻)に救いがないところも好みではなくて,すごい良かったよね!あの作品!とはなってなかったもんで,今回のアラウンド3回戦も一応各1回行こう。と決めてチケットとりました。

結果からすれば,もっと見てもよかった。です。なんだろう。何度も見てストーリーに慣れたのかな。楽しむ見方ができたのかな。
d1,d2,d3みんな全然違う夫妻で,それがいちいち全部よかった。
相思相愛熟年夫婦もいいし,野心があって主導権にぎりたい系嫁がいる夫婦もいいし,ほんと一歩間違っちゃった系夫婦もいいし。

一度しか見ていないので記憶がもはやあいまいなんですけどもね(あ,結果d3のみ3回みました)

全部どっちかといえば前のほうでみれましたが,d3はライビュも見たことにより表情がすごいよくわかって没入できた感。

d3は鬼嫁だけど実際手にしたらほしいのはこれじゃなかった。こんなはずじゃなかった。みたいになって心が弱まっていく様と,そんな夫人をやさしく包んであげるランディの悲しそう(切なそう)な表情がもう最初の頃の二人の余裕も野心もあった顔とギャップありすぎてすげえとおもいました。

長澤さんも浦井くんも,表情がすごい変わりますね。浦井は表情が変わることでランディ←→マクベスになったりしてました。
2幕の1曲目の「夫人のため息」すっごいかっこよかった。あとランディさんは割と歌声がスロースーターターな感じだったんですよね。友達も私も同じく2幕のキャラメル歯の裏につけてのところから急に良くなった。と意見が合ったので,少なくとも私が観たときはそうだったとおもう。でも,先日のライビュでは最初から声がのってた。オッ!っておもいました。

歌でいうと,d2ランディ(松也さん)が歌うのってみたことなかったので,けっこう似合う!とおもいました。シャウトが多かった。そして面白い顔が一番面白かった。さすが!
d2夫妻は全体的にかわいい。櫻子ちゃんが絶対的に鬼可愛いのですが,夫婦ともにお似合いで。櫻子ちゃんの衣装がまたかわいかったなー。ネグリジェ!かわいいよネグリェ!

d1夫妻は歌が安定してうまいのはいわんともがな。濱めぐさんを生で拝見したのはじめてでしたが素敵。。。なんて素敵。私夫人ばかりみてる。
そしておかえりなさいさとしさん。でした。

「小さい人間が大きなことをするから」ってところをとると,一番心がもろくてでも強かった(夫人を支えるところが)ランディはd3かな。d1は「自業自得だよね,うんわかってる」感というか,どこか受け入れてる感があったきがする。d2は嫁が主導権を握っているイメージがおおきい。笑

うーん,記憶があいまいでd3ばかり印象にのこって比較?できん。d1もd2ももちろんd3ももっと見たい。メタマクもWOWOWさんやってくれるかな。お願いします。1年以上前の髑髏だってまだだしDVD出るのまだまだ先だもの~。

髑髏とはちがって基本的な演出は同じってことで
比較というか比べてこっちがいいあっちがいいとなるのかなとおもったんですが,逆にキャスト変わるだけでこんなにも変わるのねって感じで比べられないものになってました。

最後のほうで,私の殺意~私の失意をランディ夫妻で別な部屋で歌いますけど,あのシーン。夫人は寝室,ランディは地下室。でもセット的にはとなりのセット
で,間にある柱一本で区切られてるのでそれぞれがそれぞれの部屋で歌ってリンクしてるところがすごい好きです,かっこいい!!ステージが広く使えるステアラならではの使い方。そして「私の失意」が好き。「スコーピオンハート」もすき。「夫人のため息」もすき。

CDだしてください全バージョン。

そいえば浦井くんはじゅんさんにかわいがられていますね。エクスプローラーにガチビンタされたりめっさこちょこちょされるランディはd3だけでした笑。シャルルが見えました。

ライビュで結構きれいにビンタはいって驚いて「オーウ」って顔を見合わせるランディとエクスプローラーおもろかったす。

キャラメルのうたがメタルマクベスの歌だったとか新しい情報で、えーそうおもうとまたみかたが変わる~!とかおもいました。奥深い。

シェイクスピアはあいかわらず苦手ではあるんですが知りたくはなるんだよな~。
はまるとどこまでもはまると底なしっぽいから過去をつけよう。